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氷室冴子先生

ついさっき知りました。今月6日に亡くなられていたそうです。氷室冴子先生は10代前半に好きな作家さんでした。特に、“なんて素敵にジャパネスク”は中学時代に夢中になって読んでました。瑠璃姫の破天荒っぷりに憧れと驚きがありました。この作品の好きなところは実際の平安時代の貴族の暮らしや文化もちゃんと説明付きで書いてあったり、細かい心理描写や、他の少女向け小説と違う点がいくつもあって、大好きでした。私は虎男よりも高彬が好きでした。虎男の方が読者には人気だったってあとがきに有りましたけど、あんまり元々少女漫画でも王子様タイプが苦手だったので、高彬の一見クールで頼りなさそうだけれど、優しくて年下なのに精神的に大人なところが良かったです。で、当時あとがきを読んで、この作品が私が保育園くらいの頃に日本中で大ブームになり、ドラマ化や漫画化もされたと知り、当時10年も前の作品に思えなくて驚いた覚えがあります。氷室先生の作品を初めて読んだのは小4の時、当時、家にあった新潮社文庫の“いもうと物語”をたまたま読んで、感動しました。中学生になり、偶然、学校の図書館で普段は少女小説を読まない私が、十二単が好きだったのでイラストに惹かれて読み出したのがジャパネスクだったのですが暫くの間、“いもうと物語”と同じ作者さんだとは気付きませんでした。ジブリの“海がきこえる”の原作者が氷室先生だということも大人になるまで知りませんでした。この方は少女の心理描写が素晴らしい小説家さんだと思います。最近の小説家の方は文章がきちんとしてない人が多い気がするので、氷室さんのような良い小説を書ける方が亡くなられてしまったのは本当に残念です。ご冥福をお祈りします。

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